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建築物環境衛生管理技術者の資格取得について

通称”ビル管”と呼ばれるこの資格は、取得すると建物管理に関する広範囲な知識を身につけることができます。
資格を取得する試験で、よく出題される問題はある程度絞られているため、当社の社員が参考にした情報を一部掲載いたします。
当社にかかわる人だけでなく、建物管理業界の信頼向上にお役に立てれば幸いです。
これから勉強してみようと思う人にも、どんな内容をこれから学ぶのか触りだけでも参考に目を通してみてください
あくまでも参考情報なので、自己責任でご活用下さい

参考情報(★で挟まれた部分は特に重要)


◆憲法
★公衆衛生の向上及び増進★に努めなければならない
→建築物衛生法につながる
公衆衛生とは★健康★であるための科学(byウィンスロー)
→完全な肉体的、精神的及び★社会的福祉の状態(social well-being)★をいう

◆建築物環境衛生管理の定義
建築物環境衛生管理は、多数の者が使用、利用する建築物において衛生的な環境を確保し、維持管理する技術的な業務であり、建築物環境衛生を実現するための手段である
◆建築物環境衛生管理技術士に関する法記述
(建築物衛生法第6条第2項)
建築物環境衛生管理技術士は当該特定建築物の維持管理が建築物環境衛生管理基準に従って行われるようにするため、必要であると認める時は、当該特定建築物の所有者、占有者、そのほかの者で当該特定建築物の維持管理については権原を有する者に対し、意見を述べることが出来るこの場合において当該権原者はその意見を尊重しなければならない
管理技術者は権原者(所有者、責任者)に★意見★することができる
権原者はそれを★尊重★しなければならない
★建築物環境衛生管理技術者は、維持管理が管理基準に従って行われるようにするため、必要があると認めるときは、建築物維持管理権限者に対して意見を述べることができるが、これらの者は、その意見を尊重しなければならない★(建築物衛生法第6条第2項)

◆特定建築物
★ひとつの建物ごとに計算される★
★学校は8000㎡、そのほかは3000㎡以上★
★1棟ごと★
★建築基準法の延べ床面積とは異なる★
★倉庫、公共の駐車場は対象外★
○スーパー
○店舗
×体育館
×病院
×独立した倉庫
×共同住宅
×自然科学系研究所
一部でも該当することになった場合は、★一ヶ月以内★に届出なければならない
変更により該当しなくなった場合、★一ヶ月以内★に届け出なければならない

◆法定耐用年数
★財務省が定める所得税法、原価償却資産の耐用年数構造と用途によって耐用年数が定められている★
RC建築は法的には50年物理的には70年といわれている
法定耐用年数と物理的耐用年数は異なる

◆既存不適格建築
★建築法の改正などにより、現状と不適合の建物ある程度猶予がある★
★消防法では必ず即応しなければならない★

◆空気環境測定
測定回数★2カ月に一回★
一日測定回数★2回/日★
測定位置★75cm以上150cm以下★
測定場所★居室中央部★
浮遊粉塵計測計は一年に一回較正しなければならない
気流を計測する時、風速計は無指向性がお薦めだが、風向きを確認した上でちゃんと使用するなら旧式の指向性風速計を使用しても問題ない
★ホルムアルデヒドは定期的に測定する必要はない★
建設後に直近の6/1~9/30に計測

◆空気調和
空気調和が必要とされる時間は建物の用途によって異なるので、設計時に考慮に入れる
★連続使用される建物0~24時の値★
★昼間使用される建物8~17時★

◆エアコンタイプ
1).全空気方式
劇場・体育館などの大空間に適する
"定風量/単一ダクト方式"(空調方式の基本)
給気風量一定
○熱負荷の変動あった場合は給気温度変化可能
○いつも一定の外気が入るので、清浄度を含んだ室内空気質の維持には有利
△ただし各部屋の温度差には対応できないので、部屋の使用傾向ごとにグループ化するゾーニングで対応
"変風量/単一ダクト方式"
○給気風量変化可能(各部屋の吹き出し口に変風量ユニットがつく)→省エネ
給気温度は基本的に変化なし
△ただし風量が可変になったため、絞ると清浄な空気の供給が悪くなる
2).水・空気方式
ファンコイルユニットはダクト、本体を小型化することが可能
個別制御性が必要なホテル、病院で採用多い
エアフィルタなどを分散配置するため保守に手間がかかる
4).個別方式空気調和設備
熱輸送に冷媒配管を使用するエア・コンディショナーが代表的なものである
小型の建物では最も多く採用されている方式である
COPが高く、最も省エネルギーを図れる一方、個別分散型になるため、温度制御対象が小区画になり、温度制御が容易で、快適性が増すものの、維持管理対象が小型で多数分散し、個々の耐久性も中央式と比較し短いため、長期的な修繕、更新コストは高くなる傾向にある
◆ヒートポンプ
★冷媒が蒸発する際の蒸発潜熱を利用する冷凍機として動作するが、冷媒が凝縮するときに発生する凝縮潜熱を利用する場合もあり、これをヒートポンプと呼んでいる★
★国内で用いられている★吸収冷凍機★は、ほとんどすべて冷媒として★水★、吸収剤として★臭化リチウム★(LiBr)溶液を用いたものである
★蒸発器→(冷)→吸収器→再生器→(熱)→凝縮器→蒸発器★へと一巡する

◆露点制御法
露点制御法を使って温度調節をする
現状から低い温度、低い湿度にしたい場合は、湿度に合わせて温度を余分に落とし、その後加熱して目標温度にする
温度が冷えると湿気が飽和状態になるので、水にして捨てる
こうすることで冷却除湿は相対湿度を下げることができる

◆コジェネレーション
空気中の湿気=水蒸気を水にするということは、熱が発生する
コジェネレーションは過冷却するときに発生するエネルギーを再利用している

◆潜熱と顕熱
顕熱は温度計で計測できる温度変化のこと
★潜熱★は物質が固体から液体、液体から気体になるときに吸熱、逆の相転移のときには発熱が起こるそのエネルギーのこと
水は100cになると、水蒸気になるそのとき、熱を吸収する

◆湿気(しっき)
★絶対湿度は乾燥空気1kgと共存している水蒸気質量のこと★
→ストーブをつけても絶対湿度は変わらない
★相対湿度は温度によって影響される★
→ストーブをつけると相対湿度は下がって乾燥する
相対湿度は水蒸気圧を飽和水蒸気圧で割って計算
★飽和水蒸気圧は温度が上がると大きくなる★
→温度が上がると湿度は落ちる
温度が下がると水蒸気が飽和するさらに温度が下がると、あまった水蒸気が水に変化するこのことを★結露★といい、★湿り空気が飽和する温度を露点湿度★という
★ただし、結露が起きる温度よりもっと冷やすと飽和水蒸気圧は下がり、除湿される★
★熱橋ヒートブリッジ★→建物内外を熱が通り抜けやすい場所のこと通常は断熱材が熱を遮断するが、アルミサッシなどは間に何もないため、結露が起こりやすい
壁の内部で結露が起こってしまう場合は、水蒸気圧が高い側(人間がいる部屋側)に防湿層を設けることが有効である

◆加湿器
水噴霧方式→★超音波式★は不純物を放出するので危険!

◆空気清浄機
★静電式空気清浄機★→高圧電界による荷電および吸引吸湿によって粉塵を捕集・除去するもの
★静電式、ろ過式は粉塵を除去する★
★吸着法は有毒ガスを除去★

◆空気と健康
正常空気では酸素は21%
★二酸化炭素CO2濃度は1000ppm以下★
→CO2は空気汚染の換気総合指標
★毒性が強いからではない★
★一酸化炭素CO濃度は10ppm以下★
★粉塵は0.15mg/立米★
★温度17度以上28度以下★
★相対湿度40%以上70%以下★
→冬の事務所は引っかかりやすい
★気流0.5m/s以下★
★ホルムアルデヒド0/1mg/立米以下★
★タバコの受動喫煙は、主流煙より副流煙+呼出煙の方が悪影響★

◆換気
換気計算は★人数×30立米/h★で計算

◆水道施設の定義
水道施設とは、水道のための貯水施設、取水施設、導水設備、浄水施設、送水施設および配水施設であって、当該水道事業者、水道用水供給事業者または専用水道の設置者の管理に属するものをいう

◆ろ過
1).かん速ろ過
→生物膜でろ過
遅いが、水のくささ取れる
面積を広く要する
2).急速ろ過
アルミ系化合物を入れて汚物を沈殿させるので産廃出る
ろ材の川砂が不足
3).膜ろ過
今後は増える

◆水道事業の分類
1).水道事業(計画給水人口★101人以上★)→簡易水道事業(計画給水人口★5000人以上★)
2).貯水槽水道→★簡易専用水道★(貯水槽の有効容量の合計が★10立米を超える★建築物の給水施設
3).★専用水道★→自家用水道(地下水)、100人超、★20立米/日以上★

◆水道法・水質基準項目
★鉄及び化合物0.3mg/l以下★
★濁度2度以下★
★色度5度以下★
★ph値5.8~8.6★
★アルミ(急速ろ過で使うアルミ化合物)0.2mg/l以下★
トリハロメタンは塩素消毒によって化合される
→活性炭で出来るだけ取り除く

◆総トリハロメタン
★クロロホルム0.06mg/l★
★ブロモジクロロメタン0.03mg/l★
★グジロモクロロメタン0.1mg/l★
★ブロモホルム0.09mg/l★

◆クリプトスポリジウム
原虫で塩素に強い
★膜処理ろ過で対応する★
採水場所、水の濁度で確認

◆塩素殺菌
★塩素は水に溶けると次亜塩素酸(HOCL)になる★
★ph5.8~8.6(酸性)で次亜塩素酸(HOCL)は強い殺菌力を発揮する★
8.6を超えるアルカリでは次亜塩酸イオン(OCL)になる
★次亜塩素酸(HOCL)+次亜塩素酸イオン(OCL)=遊離残留塩素★
アンモニアや有機物と結合した塩素を結合残留塩素という
★アンモニアと結合した塩素/クロラミンは加水分解され、HOCLを生じ消毒作用を示すので、残留塩素の一部として(結合遊離塩素)としてカウントされる★
★遊離残留塩素0.1mg以上★
★結合残留塩素0.4mg以上★

◆実地水質検査
白濁水→亜鉛めっき鋼管の劣化
気泡→水の表面張力

◆残留塩素の測定法
採水した水にDPDを混入させる
→1).★遊離残留塩素を測定★
その液体にヨウ化カリウムを追加する
→2).★総残留塩素を測定★
→→2).から1).を引くと結合残留塩素がわかる

◆リン酸の測定法
配管の防錆剤を使用すると発生する
(計測後の数値÷10)×0.75×2=メタリン酸濃度mg/l

◆浄化槽
★浄化槽管理者を置かなければならない★
★浄化槽管理者は技術管理者(委託業者)を選任★
★毎年一回原則保守点検、清掃実施記録は3年保存★
★年に一度の作業は11条検査に順ずる★
★定期清掃、定期点検は業者に委託することができる★

◆センサー
★雨水槽、湧水槽→電極棒★
★汚水槽、厨房排水槽→フロートスイッチ★
★ポンプメンテナンス後はポンプの逆回転、過電流のチェック★

◆排水槽
★ポンプは必ず2台★
★水中ポンプは焼け付かないように注意★
★排水槽のマンホールは60cm以上★
★排水槽には通気管をつけ、直接外気に単独で開放できるようにすること★
★放置すると硫化水素が発生し、汚臭・有毒である★
★建築物衛生法で6ヶ月に1回清掃必要★

◆排水
★厨房排水にはグリーストラップを設置しなければならない★
★グリーストラップは7~10日に一度、グリスを除去し、毎日バスケットの清掃をしなければならない★
★雨水の排水は別系統(単独)にしなければならない★
→雨水は汚水の100倍くらい水量が多い

◆通気管の目的
通気管は排水の流れを円滑にし、かつ排水管内の圧力変動を抑制してトラップの封水を適正に保つことを目的とする
三階建て以上の建築物の排水立て管には通気立て管を設けるか、または同等の措置を講じる

◆トラップ・通気口
★PトラップはSトラップより封水保持能力が高い★
★封水深は50mm以上、100mm以下★
★わんトラップは使用しない★
★自己サイホン作用で封水が少なくなってしまう場合は、各個通気方式で解決できる★
→アメリカに多く、1サイズアップの排水管に交換することでも問題解決
★誘導サイホン作用は他の器具の排水で封水が引き込まれてしまう現象ループ通気方式にすることで緩和できるただし自己サイホンには無効である★
★2重トラップ禁止★
★通気管を屋上に出す場合は、人間の身長より高い2m以上に設置すること★
★通気管を窓・換気口などの付近に設置する場合、その上端から60cm以上立ち上げて開口する★
★通気口と排水の接続アングルは天に向かって45度以内★
★飲料水の排水は間接排水をしなければならないその際は排水口空間から15cm以上離す★
★排水縦管にオフセットは駄目★
★排水横主管から3m以内に水平曲がりをつけてはならない★
★排水管内の流速は0.6~1.5m/sec★
★勾配は1/配管径★

◆冷却塔
★クーリングタワーは1年に一回、必ず完全排水して清掃すること★
レジオネラ菌に注意
レジオネラ菌は超音波タイプの加湿器も注意
★開放型★は循環する冷却水が★直接空気と接触★し、冷却水の一部が蒸発することにより残りの水が★蒸発潜熱★を奪われ冷却される
★密閉型★は大気による汚染という点で開放型より有利である性能低下が少なくなるメリットもある

◆衛生器具設備
大便器の種類★洗落し式★シンプルで安価和式の洗い出し式と旧洋式の洗落し式がある
洗浄方式は三つ★洗浄弁方式・・連続使用可能★、★ロータンク方式・・通常★、★ハイタンク方式・・1.6m上にタンク設置排水音大きい、修理しにくい★
★洗浄弁の機能→★大便器洗浄弁★は小型で場所をとらず、間断なく使用することが可能であるため、利用人員の多い公衆用の便所に設置するには最適である★
★大便器洗浄弁の問題点→洗浄時の騒音、接続給水管径が25mmと大きい、最低動作圧が70kPa以上、給水間が洗浄弁を介して大便器と接続されるので、場合によっては汚水を給水管内へ逆流させる可能性があるしたがって★バキュームブレーカ(逆流防止器)★を必ず取り付けなければならない★
★温水洗浄式便座→給水は必ず上水を用い、いかなる場合も雑用水を使ってはならない★
★定期点検→大便器・小便器:半年に一回洗面器は2ヶ月に一回★

◆雑用水
★遊離残留塩素濃度は0.1mg/l★
★7日に一度、ph、臭気、外観、残留塩素★
★2ヶ月に一回、大腸菌、濁度★
雑用水を使用する際は建物配管の誤配管に注意
★上水、雑用水の配管素材を変える★
★配管レイアウトを平行にする場合は、配列を変えない★
★雑用水管であることを表示し、識別できるよう着色、テープでマーキング★
★使用前に雑用水を着色し、上水から色水出ないかチェックする★

◆給水設備
★1).直結直圧方式(水道局責任)★
★2).直圧増圧方式→ブースターが壊れたときに備えて吸排気弁をつけなければならない(水道局責任)★
★3).高置水槽方式(権原者責任)★
4).圧力水槽方式(空気の圧力をコントロール)
5).ポンプ直送方式(テナントビルなどに多く、テナントの種類ごとに縁を切ることでメンテナンス良くしている)

◆貯水槽
★貯水槽の設置は天井に100cmの空間を確保しなければならない横、床は60cmでOK★
★貯水槽の清掃は年に一回★
★末端給水栓で7日以内ごとに定期検査★
★清掃員は6ヶ月以内に検便→健康証明★
★受水槽と高置、圧力水槽は同日に洗浄★
★消毒後の水洗い、水張りは30分以上経ってから★
★消毒後は槽内に入ってはならない★

◆給湯設備
★給湯管系の圧力の低い個所においては、湯に溶け込んでいた空気が分離する★
→横管にはこう配で配管し、★最後部に空気抜き弁を付ける★

◆産業廃棄物
○★廃油★
×動物の死体(畜産業)
×放射性物質(別の法律で規制)
×気体(別の法律で規制)
★事業者は処理の責任がある★
事業者は自らの事業活動に伴って生じた廃棄物について★処理責任★を有し、廃棄物の再生利用などによる減量化に努めるとともに、廃棄物の減量化、適正処理の確保のための国や地方公共団体の施策に協力しなければならない
1).★発生抑制★、★2).再使用★、★3).再利用★、熱回収、★5).適正処理★が大切
産業廃棄物の処理には★マニュフェスト伝票★が必要
産業廃棄物を排出者が出す場合、★マニュフェスト伝票★が必要となる
排出者→運搬業者→中間業者→最終
業者に委託する際、下記が必要
★1).契約書★
★2).マニュフェストは5年間保管★
★3).業者選定★
★4).処分管理→90日経過しても伝票返却がなければ業者に問い合わせる★

事務所のゴミは体積の割に重量が軽い(紙が多いから)→廃棄物の★容積質量値★が極めて小さい
←廃棄物置き場の設計をする際は、そのスペースを算出するため容積質量値などから算出する

◆一般廃棄物
○し尿、糞尿
マニュフェストは不要

◆防火
防火対象物は建築物基準法の建物と比べて範囲が広い
★消防の用に供する設備は1)消火設備、2)警報設備、3)避難設備★
★消防用水★
★消火活動上必要な施設は1)排煙設備、2)連結散水設備(スプリンクラー/地下街)、3)連結送水管、4)非常コンセント設備(11F以上でハシゴ届かない所)、5)無線通信補助設備★

◆消防設備について
自動火災報知設備は★感知機、発信機、中継機、受信機、ベル、表示灯★によって構成される
スプリンクラーは★閉鎖型湿式★が有名
スプリンクラーヘッドが感熱して分解→散水
★閉鎖型予作動式スプリンクラー★は複合で、両方が作動して初めて散水開始
火災報知機→アラーム弁
感熱→スプリンクラーヘッド

◆照明
★保守率は照明のすすや汚れや光源の種類、光源の構造が影響する!★
★保守率は光源の光束低下、維持率に関係する★
★照明率は配光が影響する★
★照明率は部屋の構造、天井壁床の反射率によって異なる★
★照明率は光源の光束低下、維持率には関係しない★

◆振動
★周波数低い=小さな振動は人間は敏感に感知できる★
★具体的には1Hz~80Hz★
この微弱な振動は★ピックアップ★で検知可能
道路の振動を建物に伝えない方法として、境界線に溝を掘って砂を入れる★防振溝★がある

◆★熱産生★
★摂取した食物(炭水化物、脂肪、たんぱく質)の代謝による化学的エネルギーに由来するエネルギー代謝量ともいう★

◆地震
★地耐力は地盤が過重を支え、耐えることが出来る力★
★液状化は中粒砂のゆるい地盤では地震力によって振動を受けると流動化し、地耐力を失ってしまう★

◆清掃総論
★掃き・拭きの清掃技術→吸じん、洗浄の近代清掃技術へ★
★床磨き機とブラシ→床磨き機にはパッドが装着★
★水性ワックス→樹脂ワックス★
★床用スクイジー・ちり取り→ウェット式真空掃除機★
作業計画作成にあたっては、仕様書を理解して作業量要因数を調査し、★作業標準時間★に基づいて、個々の作業を算出するこれを時間帯別に集計し、必要人員を割り出して作業編成を行う
★粗ごみ回収は、パイル表面の粗ごみをカーペットスイーパなどにより除去回収する★日常清掃のこと
★除じんはアップライト型真空掃除機がよい★
除じんで除去できない★湿った汚れはスポットクリーニングが良い★
カーペットの★しみ取りは早く対応すること★
★ドライバフ法:歩行により光沢度の低下したフロアポリッシュの被膜を研磨材を含まないフロアパッド(ドライバフ用白パッド)で研磨し、スプレーを使用せず超高速床磨き機(1000回転以上)で磨く★
★予防清掃:入り口にマットを敷く★
水に耐える材質の床は清掃しやすいが逆に★汚れが内部にしみ込みやすい吸水性の建材処理はやっかい★
床に汚れが付着しにくくする方法は★床材に対するシール剤★が有効
ホコリの予防としては衣服類、★内装材・家具はなるべく磨耗しにくいものを使用する★
★大掃除は半年に一回★

◆ねずみ
★生息状況の調査を重視した防除として6ヶ月ごとに一回★
★食料扱い区域、排水溝、阻集器、廃棄物保管所は2ヶ月に一回★
★「ねずみ等」→建築物衛生法では等は昆虫、ダニを含む★

◆そのほか
★薬剤耐性病原体→メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)★メチシリンという薬に耐性ある細菌を意味する
★ウィルス(病原体)が原因で日本脳炎は発症するが、それを媒介するのはコガタアカイエカ★水田に発生する蚊+養豚場
★スピロヘータ(病原体)が原因でライム病は発症するが、それを媒介するのはマダニ★北海道に多く発症し、肝臓に影響ある

◆ゴキブリ
三つの対抗策あり
残留処理→ゴキブリが徘徊する通路、壁面などに残効性の高い★有機リン剤★やピレスロイド剤を処理する
→有機リン剤は致死力が高く、蘇生しにくい
★空間処理→ULV処理は多く用いられる方法ピレスロイドの専用乳剤があり、ペルメトリンは一立米当たり0.5%水性乳剤を原液として約1ml処理する★
→魚毒あるので、水槽ポンプを止めること!
→煙検知器もOFF!
★毒餌処理→喫食率を高めるため、ゴキブリの餌となるものを設置場所周辺から除去することが大切★

◆チカイエカの特徴(ビル特有)
★1).無吸血産卵する★→最初の産卵は血を吸わなくても産める
★2).休眠しない★→一年中活動可能
★3).狭所交尾性がある★→広い空間で蚊柱作らない
★チカイエカの卵の数は50個~80個で、アカイエカの200個~300個と比べると少ない★
★成長抑制剤は成虫、卵には効かない★


※記載している内容はあくまでも参考情報として提示させていただいております。
正確な情報や詳細については法規集、参考書などをご確認ください。